小夜「か、カッ君? あ、あぁッ」
折れてしまいそうな、母さんの細い腰を抱き寄せる。
海人「僕は、僕は側に居るから」
強く強く母さんを抱きしめる。
小夜「んっ、あん……」
母さんの唇から漏れ出る熱い吐息が、耳朶にあたった。
海人「母さんは、何も心配しないで」
小夜「カッ君……」
母さんの少し戸惑ったような声。
小夜「分かったわ……カッ君……カッ君の気持ちは……アァッ!!」
無我夢中で母さんの首筋に唇を当てると、そのまま吸いたてる。
ビクンッと豊満な体が震えたかと思うと、母さんは僕にしがみついてきた。
小夜「か、カッ君ダメよ……歯を立てないで……はぁんッ」
白い肌に僕の歯形をつける。
母さんがイヤイヤをするように頭を振ると、髪から甘い香が匂いたつ。
海人「僕は……僕は、ずっと母さんの事が好きだったんだ」
母さんを抱きしめてしまった事に興奮したまま、心の奥底で封じ込めていた気持ちを口にする。
海人「ずっと、ずっと母さんの事ばかり考えて……」
小夜「カッ君? ヒァッ、だ、だめ……そんな所、触っちゃダメよッ!!」
腰を抱き寄せていた手を、すぐ下にあるヒップへと動かしていく。
柔らかいお尻の感触が、薄いショーツを通して伝わってきた。
小夜「んっ、ひぁッ!! い、いやッ、触っちゃダメッ」
グニグニと乱暴に尻肉を揉みしだく。母さんは身を捩って僕の手から逃れようとする。
だけど、僕はさらに強く母さんを抱き寄せた。
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