小夜「もぅ、いきなり降り出すんだもの。大変だったのよ」 ずぶ濡れになった母さんが、やり切れないといった感じにため息をつく。 小夜「ビショビショになっちゃったわ……」 自らの髪を撫でる母さんを、唖然としたまま見つめる。 薄い布地はすっかり濡れてしまって、白い肌に貼りついている。 透けた服の向こうからは、色鮮やかな下着がハッキリと見えた。 小夜「雨宿りする暇もなかったんですものね。本当に、もぅ……」 母さんが上半身を動かす度に、柔らかい体のラインが艶かしく動く。 形良く盛り上がった胸は、母さんが息を吐き出す度に、まるで生きているかのように上下に揺れる。 およそ同級生にはない大きな胸。 その胸に顔を埋めてみたい。いや、母さんの体を思い切り抱きしめたい。 そんな欲求が沸沸とこみ上げてきた。 |