きょうか「むっ、ぐっ……!? むぅううっ!!」
どこからか下りてきた器具が強引に口に装着される。
長い管がズルズルッと入り込み、
きょうか「ごぇえっ、ぐっ、ごぉおおっ!!」
その先端が食道を塞ぎ、胃の中にまで突き込まれてきた。
男「先に食事を済ませておかないとねぇえ……何しろこの実験は大変だから」
楽しげに言ってからふと、
男「ああ、これは邪魔だなあ」
ふっと思い立ったように言う。
ポケットからナイフを取り出すと、
きょうか「っ…………!!」
一気に下着を引き裂いていく。
秘部が、胸があらわになり、じっとり汗に濡れた肌に部屋の空気がスースーと触った。
男「これでよし……と。ふふふ……さあ、ご飯にしようか。すぐに消化吸収されるトクベツ食だからねぇ」
きょうか「っ――――」
ウゥゥゥゥゥゥウウウ……と遠くで機械音がする。
と同時に、
きょうか「ごぉおぉっ……ぐっ、んんんんんんっ!!」
何かが胃の中にドッと溢れ出してきた……!!
きょうか「んぐぐぐっ、むっ、ぐっ、んっ……んぐっ、んんんんんっ!!!」
あっという間に胃が膨らんでいく。
それが何なのか判りもしない。
ただ何となく、ペースト状の何かだということは感じられた。
きょうか「ぶぐっ、んぐぐぐっ、ぶっ、ぐっ、んぐっ、ぐっ、ぶっ、んんんっ!!!」
………
………………
………………………
きょうか「ふぐっ!! むっ、ぐっ……むむむ……っ!!!」
次第に腹だけではない、肛門までがぷくーーっと膨れ上がってきた。
きょうか「ぶぐぐぐ……んっ、ぐっ、んんっ……んっ……!!」
急激に流し込まれ、消化されていくもののせいで、腸内にガスが溜まってきているのだ。
ピクッ、ピクッと肛門が痙攣する。
腸がキリキリ痛み始めた。
充満した食べ物――いや、排泄物とガスとが中で暴れ狂っているようだった。
きょうか「んっ、ぐっ、ぶぐぐぐ……ぐっ、ぶっ……ぶぶ……っ」
それでも「食事」は止まらない。
もう胃がはちきれそうになっている。
胃から腸に流れたそれは次々に栄養素を吸い上げられ、排泄物へと変わって……
きょうか「ふぐっ……むぐぐぅううううっ……ぶぐっ、ぶっ、ぐっ、ぶごっ……ごっ、ごぼぉおっ……ぶごっ……!!」
胃腸が引き伸ばされていくような感覚……
かつて味わったことのない膨満感に、呼吸さえままならなくなってくる。
息を吸うだけでも胃腸が張り裂けそうに痛むのだ。
きょうか「ぶぶぶぶ……ぶっ、ぐっ、ぐぐぐぐぅううううぅう……っ!!!!!」
薄く薄く、内臓が伸ばされていく。
………
………………
………………………
きょうか「ぐぅうううう……ぐっ、ぶっ……ぶぶ……ぶっ……」
ブチッ、ブチッ、ブチッ……とおかしな音が、体の内側から響いている。
グルルルル……ギュルルルルルルル……
急速な消化吸収の音……気配……
パンパンに張り詰めた腹から、腸の蠢きが確認出来るほどだった。
ブルッ、ブルッと手足が震えている。
全身にドッと汗が浮いていた。
きょうか「(あ……あんな……男の、思う……ままに、なんて……っ)」
助手を引き連れ、私のみっともない姿を愉快げに見物している――
昔から……そうだ……昔から私はどれだけ、あの男に――
きょうか「ぐぅううぅうっ!!! ぐっ、ぶっ……ぐっ……ぐぐぅううう……っ!!!」
ピクピクッ、ピクッ、ピクピクッ!!
狂おしいほど肛門が動き、収縮する。
腸の中に溜まったモノを少しでも吐き出したくてたまらないんだろう。
その痙攣を、私は死にものぐるいで抑え込んでいた。
きょうか「ぐぐっ……ぶっ……ごっ、ぶっ、ぐぐ……ぐっ、ぐっ、ぐぅうううぅぅ……っ!!!」
いつしか、胃への強制注入は終わっていた。
けれど腹部の膨張は全く止まってくれない。
きょうか「ぐぅうぅぅぅ……ふっ、ふっ、ふぐっ……う、ぐっ……うぅぅぅ……っ!」
ギュルルルル……キュルルルルルルルル……
妊婦のようにせり出した腹から、みっともない音が絶えず響いていた。
きょうか「(は……破裂……する……)」
流し込まれたものがどんどん排泄物へと作り変えられていく。
この異様な質量全てが便になっていく。
きょうか「(ちくしょう……ちくしょう……っ!!!)」
口に押し込まれた器具を噛み潰すほど強く、私は歯ぎしりをした。
きょうか「(ぜ……絶対……絶対……絶対に……っ……)」
ぼたっ……ぼたっ……と汗が滴る。
キュルッ……ギュルルル……キリキリキリキリキリキリ……!!
きょうか「ぐっ……うぅううううううっ!!!!」