桜井 一葉 本作品のヒロインで、創法大学人文学部心理学科に在籍する少女。 いつものんびり、おっとりしている彼女は、その親しみやすく温かみのある言動から“お姉さん”的な存在として周囲から慕われている。パッと見た感じは、いつもぼうっとしていて、ただの天然ボケと思われがちだが、時折するどい見解を表し周囲を圧倒する一面も持つ。純朴可憐を地でいく、いまどき稀な少女。 空に対して強い憧れを抱いており、大空を舞うという夢を実現するため、一年前に飛行サークルに入る。当時は盛んに活動していたが、一人減り二人減りとしている内に衰えていき、最後に残った部長が、海外長期フィールドワークに出たことにより、現在は彼女一人で運営する形になっている。 ある日、学内のガーデンで主人公と出会い「サークルに入りませんか?」と勧誘。空への関心を持っていた主人公はこれを承諾し、二人は共通の目標に向かって次第に心を通わせていく。 「え…?ここで何をしているか、ですか? ふふっ…。風を感じてるんですよ。 こうして空を見上げて、手をいっぱいに広げるんです。 なんだか、空も飛べるような気がしませんか?」 |