グチッ……グニュグニュ……ヌチチ……グチ……ッ。
男「はっ、はぁっ、はぁっ……あっ……あっ……」
女医の手は止まらない。
肛門の中を女の指でかき回され、耐え難い恥辱感の中、けれど一方では、俺の体はおかしな感覚に支配されつつあった。
男「あぁあぁ……」
喉の奥から、勝手に呻き声が漏れ出してくる。
下半身の感覚が次第に、熱っぽい疼きに囚われ始めた。
千明「クッ……ククッ……どうしたの、恥ずかしいの? お尻の中を指でこんなに弄られて……」
男「あっ……あっ……ああっ……」
ヌチリッ……グチッ……ヌプヌプッ……
両脚を固定され、肛門もタマもペニスも丸出しにされ、前立腺への刺激で勃起を促される。
尿道口はいつしか濡れて、ヨダレのようにみっともなく、カウパーを垂らし始めていた。
千明「陰嚢がこんなにプリプリして……ククッ……ねぇ、肛門がキュウキュウ締まってくるわよ」
男「ひっ……あっ、あっ……あぁああ……あっ……」
千明「ここが気持ちいいの? お尻の穴をぐりぐりされて、勃起ペニス濡らしちゃってるのね?」
男「ひぐっ……! はひっ……あひぃいぃ……っ」
ぬぽっ、ぬぽっと音を立てながら、女医は指を抜き差しし始めた。
排便感が一層強くなる。
もしかして本当に漏らしているのではないかと、頭の片隅に怯えが走った。
千明「嫌だ……もうペニスがビクビクして、漏らしてしまいそうじゃない」
男「ひっ……、い、いや、だっ……あぁあぁ……」
下半身が丸ごと、自分の体とは別の何かにすり替わったようだ。
表皮の内側に、何千匹もの虫が蠢いているかのような感覚。
表面を指で掻きむしっただけでは、決して鎮められない衝動……
千明「まだよ?」
女医はさも楽しげに、キューッと唇を吊り上げた。
千明「こんなだらしない、情けないペニスだなんてね。そんなに早く射精されても……ねえ?」
千明「私はもっともっと濃厚で、ドロッドロの精液を採取したいんだから……」
グニュグニュと腸壁をこね回しながら、女医は囁く。
細やかでいて傲慢な二本の指の動きが、大便の通り道でしかない筈のそこを執拗にこすると、
男「あっ……あっ……あぁあぁ……あっ……」
咽び泣くような声が、俺の口から漏れ出してしまうのだ。
――ゆるしてぇ……
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