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…………

……

少女「んぐ……んっ……んむむぅうぅ……っ」

声を上げることが出来なかった。

少女「(な……んで……ど……してぇえ……あ……あたしぃ……)」

痛みと恐怖で、喉は完全に塞がっている。

懐中電灯の光は、カーテンをサッと撫でただけで行ってしまった。

男「は……、はっ……、はっ……」

少女「ふぐっ……んんっ……んんん~~~っ!!」

恐怖に縮こまった体。

熱のせいで手足が重く、自分のものじゃないみたいに遠い。

これはホントにあたしの体なんだろうか?

両脚に、点滴の管が食い込んでる。

針を抜かれたところから、あったかい血がたらたら流れていた。

少女「(や……あ……いや……いや……助けて……たすけ……てぇえぇ……)」

誰か、気付いて――!!

必死の思いで、熱に浮かされた体を動かそうとする。

でもそのたびに、

少女「ふぐっ……んっ、んぐっ……うぅうぅ……っ!!」

影の手が苛立たしげに、お尻の中のナースコールをグリグリ動かしてきた。

少女「(いやっ……いやぁあぁ……やめてっ……お尻の中でぇ……っ、た、体温計……割れちゃうぅう……っ)」

ナースコールが円を描くのと同時に、体温計の細い先端も、あたしのお尻の粘膜をぐいぐい突き刺してくる。

柔らかい粘膜の中で、それがボキッと折れてしまうのが恐くて……

闇の向こうで蠢く、真っ黒の、海坊主みたいな人影。

男「……んて……淫らなっ……悪い子……悪い子だっ……ふーっ……ふーっ……ママ……お、お、おかあさん……ふーっ……ふーっ……」

少女「(~~~~~~~っ……!!!)」

あたしのアソコに顔を近付けながら、影はブツブツ、気持ちの悪いことを呟き続けていた。

少女「(あ……あ……頭……頭……お……おかしい……)」

簡単に、それと知れた。

汗ばんだ掌が、ベタベタお尻に、太腿に触る。

それから、くっつくほど鼻を割れ目に近付けて、

男「い、い、い、いやらしいっ……ふーっ……ふーっ……め、め、メス犬のっ、は、発情のっ……に、臭いだっ……はーっ……はーっ……」

少女「んぅううぅっ……んん~~~~……っ」

あたしのソコの臭いを、クンクン嗅いで、唸っていた。

少女「(い、や……あぁあぁっ……そんなとこっ……顔、ち、近付けないでぇえ……っ)」

お母さんや看護婦さんに、そこを見られるのは……恥ずかしいけど、仕方ないって、我慢出来る。

でも……でも……こんな……!

男「んぐふっ……ふはーっ……はーっ……や、やっぱり、あ、あ、あいつが言った通りだっ……はーっ……め、め、メスっ……メスっ……メスっ……!!」

少女「んぐぐぅうううぅっ!!」

お尻のナースコールを、ズボッズボッと乱暴に出し入れされる。

親指が、体温計がそれに擦れて、熱のある体が、もっともっと不気味に重く、熱く痺れてきた。

男「ぐふーっ……ぐふーっ……じょ、じょ、浄化……浄化だ……じょじょ……浄化……浄化ぁ~~~……」

少女「(ひっ……ひいいぃっ……いやっ……き、気持ち悪いぃっ……あ、あっち行ってぇっ……誰か来てぇえぇ……っ!!)」

あたしは必死にかぶりを振りながら、その地を這うような、不気味な声から、影から逃げようとした。

でも勿論、そんなことは出来ない。

男「ふーっ……ふーっ……ふーっ……」

鼻息がどんどん荒くなってくる。

ズブッ――ズブブッ――グニュウゥウ……ッ!!

少女「んぐぅうぅぅぅぅぅっ!!!!」

強引に、熱いモノが割れ目を押し広げてくる。

乾いた粘膜同士が抵抗し合い、それでも強引に、巨大なモノは入り込んできた。

男「ふーっ……ふーっ、ふーっ……ふーっ……!!」

少女「(いやっ、あっ、あぁあぁっ、お尻のとこぉっ……そんなっ……ぐりぐりしながらぁあぁ……っ)」

少女「(裂けっ……ちゃうぅううっ、裂けちゃうよぉおぉっっ、おっ、お尻もアソコもメリメリ裂けぢゃうぅううぅっ!!!)」

グブッ、ズッ、ズブブッ……!!

お尻に入ってるのと同じくらい、ううん、その何倍もの直径。

そんなところにホントに穴なんてあるんだろうか、とさえ思っていたところが、コンドームも何も着けない、ナマのモノで広げられていく。

少女「んぐぅぅうっ、んぐっ……ふっ……んぐぅふっ……」

しゃくり上げるように泣きながら、あたしは必死に助けを呼んでいた。

――お母さん!!

――おかあさん!!!

少女「んぐぅふっ……んっ……んぐっ……ふっ……」

男「はーっ……はっ……はーっ……はーっ……」

と……不意にピタッと、影の動きが止まった。

少女「(な……に……)」

ドッ、ドッ、ドッ、ドッ……と心音が膨れる。

熱で朦朧とした頭ではもう、あたしは何も考えられない。

――お……かあ……さ……

ズブッ――ズブブゥウゥゥゥウウッ!!!!

少女「んぐぅうぅうううううっ!!!! んふっ、んっ、んんん~~~~~~っ!!!!」

眼の奥でフラッシュが焚かれたようだった。

その一瞬、あたしは口元まで一気に、その硬いモノで貫かれたような錯覚を感じてしまう。

それほど、衝撃は激しくて、唐突だった。

少女「んぐっ、んんっ、んぐぅうううぅぅ……っ!!!!」

ジューッと、内側の粘膜に、焼きごてを突っ込まれたみたい。

突き込まれた次の瞬間には、これまでずっと閉じられていた部分が裂かれた痛みで、体の内側が燃えるように熱くなった。

少女「(あっ、あっ、やらっ、やぁああああっ、はっ、はいっ、でりゅっ、はいっぢゃっでりゅぅうううっ!!!)」

涙がボタボタこぼれて、鼻水まで垂れてくる。

少女「(いやぁあぁぁああっ、処女ぉっ……、処女っ、か、かえひでっ、か、かえひでよぉおぉおっ……!!!)」

熱のせいで、もう頭も体も朦朧としていた。

自分が何をしてるのか、されてるのか――

どうして自分が、こんなところでこんな目に遭っているのか。

少女「(いっ、あっ、あぐっ、やっ、あっ、いやっ、あぁぁぁっ、そんらずんずんっ、はひぃぃぃぃっ!!!)」

少女「(おっ、おひりぐりぐりひながりゃぁあっ、そ、そんらモノぉっ、そ、そんらっ、ぶっ、ぶっといのぉっ、ずんずんっ、いやぁあぁあっ!!)」

男「うふーっ、ふっ、ふっ、ふーっ、ふーっ、ふーっ!!!!」

影は湿った鼻息を荒々しく繰り返しながら、猛然と腰を突き出してくる。

ズボッ、ズボッと穿たれ、行き止まりの部分を叩き上げられ、眼の奥でチカチカ火花が散った。

少女「(だっ、めっ、やぁああっ、かっ、体ぁあっ、おがひぐなりゅっ……!! アソコから裂けひゃうぅっ、あっ、穴ぁっ、ひっ、開きっぱなしになっぢゃぅうぅううっ!!!!)」

男「おぉおぉおっ、おっ、おっ、おぉぉおっ、おぉおおっ!!!」

頭の上から、人間のものとは思えない呻きが轟く。

ドンッ!! ドンッ!! と硬いモノの先が、あたしの体の中の何かに当たって――

それと同時に、お尻の中のナースコールがめちゃくちゃに出し入れされた。

少女「(やっ、あっ、あっ、あぢゅいっ、あぢゅいぃいいっ、おながあぢゅいのっ、全部ぅうっ、全部焼げぢゃうのぉおぉおぉおぉっ!!!!)」

ジュボッ、ズッ、ズブッ、ズッ、ズズッ、ズブッ!!!

下半身の感覚が遠くなっていく。

ガクガクめちゃくちゃに揺さぶられて、瞬間、意識が霞んだ。

男「うーっ、うっ、ふっ、ふぐっ、うっ、うぅうっ!!!」

お尻にポタポタ、影のヨダレが滴ってきている。

そのいやらしい、生温かいぬめりを感じながら――

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