獣「げっげっ……ごりゃあ、いろいろ詰まったイイ肉だ」
水依「ひっ!? な、何……」
暗闇の向こうから、ぬぅ……っと何かが体を見せる。
いつの間にか、服が弾け飛んでしまっていた。
水依「ひっ――ぐ、ううぅっ! やめてっ、やめてっ、さ、触らないでっ……お願いぃいっ!!」
必死に抵抗しようとするが、呪いのせいでぜんぜん力が入らない。
水依「(なに……なにこれ……丸太みたいな……それに……お、お米袋みたいな……)」
視界の端に生臭い、ビクビクと痙攣し、蠢くモノがある。
水依「(ま、まさか……コレ……)」
私の中に入れるつもりなの……!?
獣がしようとしていることに気付き、体から一気に血の気が失せる。
水依「い……お願い、や、やめて……っ! ぜ、絶対に無理っ……無理だからぁ……っ!!」
だんだん脳が痺れたようになり、意識が保てなくなってきたようだった。
水依「げほっ、なに、この匂いぃっ! くさいっ、くさいよぉっ! やだっ、臭いのどけてっ!」
脳に直接刺激を与えられているみたいだ。
ブジュッ……ズゴゴゴッ、ズヂュッ……ズブルルルル……ッ!!!!
異様な衝撃が走った。
水依「(ひっ、ひぃぃっ、お尻っ、お尻がぁあっ……なにっ、これなにぃぃいっ!?)」
何かが出口を探しているかのような刺激に、咄嗟に括約筋を締める。
ブジュッ、ブジュッ……ジュブッ、ズズズッ、ズッ、ズヂュッ……!
水依「(うそっ、うそぉおぉっ! 口から入ったのが、お尻から出ようとしてるの……っ!?)」
ブビッ……ブビイイイイッ!
と、辺りに恥ずかしい音が響いた。
水依「ぶぐっ! むぐぐぐぅううぅぅっ!! ぐっ、おげええぇえ??」
獣「ぶげぇえっ!! げははははは!!」
獣「屁だ、屁だどお!! ぶぼぼぼぼぼ!!」
ゲタゲタと獣たちが笑っている。
こんな場合にも、それはたまらなく恥ずかしかった。
水依「(う、うんち……したい……、で、出ちゃう……うんちっ……お、押されてるよぉお……)」
おならと一緒に、腸の中に詰まっていたモノが押し出されてきている。
水依「(まだ、大丈夫、がまんっ……できるもん……わ、私なら、こ、こんなのぉ……っ!!)」
ジュゴッ!! ズズズッ、ズッ、ズッ、ブヂュッ!!
内部を通ったものが、我慢しているウンチをトコロテンのように押し出してくる。
水依「(だめっ、それだめっ、出ちゃうっっ!!! いやっ、いや出ぢゃう出ぢゃうっ!!!!)」