沼井「(……ぶふっ……馬鹿みたいに眠りこけてるな……)」

というのも……こいつの皿にだけ、睡眠薬をたっぷり仕込んでやったからだ。

“退魔師”なんて胡散臭い連中……もしかして“結界”だとか何だとか……そういうのを張ってるんじゃないかと思ったけど、今のところその気配はない。

最初はパンツの写真だけ撮ってすぐ退散するつもりだったけど……

沼井「(も……もうちょっと……もうちょっと大丈夫か……?)」

心臓が興奮でバクバク音を立てている。

荒くなる一方の鼻息を噴き出しながら、僕はジリジリ顔を近付けていった。

沼井「ぶちゅっ……ぶちゅっ、んほぉおっ、ぶちゅちゅっ……」

思い切って、その柔らかい唇に吸い付いてやる。

沼井「(んごぉおぉぉ~~~~~っ!! き、き、き、キスっ、キスっ、キスぅううぅ~~~~~~~~っ!!!!)」

頭が沸騰しそうになった。

深琴「ん……んむ……んぅ……」

沼井「ひっ」

女が喉奥で微かな呻きを上げ、一瞬ギクッとしたが、やはり起きてくる様子はない。

女の唇は、思っていた以上の柔らかさがあった。

沼井「(きっ、キスしてるぅう~~っ、キスっ、キスした、キスしたぞぉおっ……はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……!!)」

鼻先に強く女の匂いが通る。

沼井「れろぉおっ、れろっ、べちゃっ……ぶちゅっ、ぶちゅっ……ずるるる~~~~っ」

深琴「ん……ふ……んむ……」

甘い匂いに反して舌先が苦い感じがしたのは、化粧水なんかの味だったのかもしれない。

そんな発見にも、僕は激しく興奮した。

沼井「(おぼぉおおぉぉ~~~~~っ! むほっ、おっほ、おっほほほぉおおおぉおお~~~~~~~っ!!)」

腕の肉がぶるんぶるん揺れる。

全身が汗でぐっしょり濡れていた。

沼井「(ぜ、ぜ、全部出してやる~~~っ! 全部っ、全部っ、お前の中に出してやるぞおぉぉ~~~~~~~っ!!)」

ぎゅ~~~っと尿道が引き攣れるような感覚が続く。

グーンと腰をのけぞらせ、そのままの姿勢で何度も細かく痙攣して――

ビューーーーーーッ!! ビュッ、ビュルルルッ、ビュッ、ビュブブッ!!

女の口の中に、大量の精液が追加されていく。

沼井「ぶほっ、ぶほっ、ぶほっ、ぶほっ、ぶほっ、ぶほっ……」

目の前が暗くなったり眩しくなったりする中で、僕はふーーーっと意識が遠のくのを感じた。

沼井「(ひっ、ひっ、ひっ、はひっ、あ、あ、危ない……き、き、気持ちよすぎて気絶するとこだった……)」

本当にこのまま昇天してもおかしくないくらい、最高の絶頂と虚脱だった。

沼井「(はぁっ、はぁっ、はぁっ……す、す、すげ~~~~~……せ、精液満タンじゃん……)」

女の口はもう、僕の精液で満タンになっていた。

まるでグラスになみなみと満たされた牛乳みたいだ。

深琴「ぐっ、ぶっ……ごぼっ、げぼっ……!」

と、女が苦しげに咳き込んだ。

沼井「(お、おっとっと……)」

うまく飲み込めなくて、気管の方に流れてしまったのかもしれない。

沼井「(ちゃ、ちゃんと飲めよっ……。養分だぞ……っ)」