全寮制の学園……。

 遥(はるか)の部屋は雨漏りが酷く、別の部屋に引っ越すことになる。
 引っ越し先は、ここ何年も使われておらず、埃の積もった部屋だった。

 友達の由貴(ゆき)真理子(まりこ)に引越しの手伝いしてもらっている最中、
 引っ越し先の部屋の中で古くて汚いノートを発見する。

 この学園は以前男子校で、そのノートは前に住んでいた男子生徒のものらしかった。
 その中には学園内で繰り広げられるエロい妄想が山のように書き込まれていて、
 しかも、書かれている内容が妙に3人の特徴に一致するのだった。

 いろんな意味で気持ち悪くなった3人は、
そのノートを焼却炉の中に放り込んで燃やしてしまう。


 次の日の朝、目を覚ましたは、
昨日燃やしたはずのノートの切れ端が、机の上に置かれているのに気づく。
そこには……

  『今日は、先生の許可も出たので、
   ツインテールの子を授業中にみんなで犯した。
   いつも強気なあの子も、さすがに泣き出した。』

  
 などと書かれていた!!

 「な、なによこれっ?! 
  昨日、寝る前にはこんなもの、なかったはずなのに……」

 気持ち悪く思うが、それを丸めてゴミ箱に捨てて授業に出かける。

 授業中、遥はノートの切れ端の件で、色々考え込んでいたので、
 その周りで男子生徒達が、ソワソワし始めている事に気がつかなかった。
 1時間目、2時間目と授業が終わったころ、

 『じゃあ、そろそろ羽田遥を、みんなで犯そうか』

   まるで当たり前のように先生がそう言うと、
      男子生徒達が遥に襲いかかった。

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 この日から3人は、
 『燃やしたノートの妄想を実際に強制させられる』
 という異常な世界に迷い込む事となるのだった……。



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