やっぱりさっきから変。
もうジーナ叔母さま以外誰もいないのに、ドキドキがとまらない。
ううん。さっきよりずっと早くなってる。
それにオチ○チンがトクンッ、トクンッっていって熱い……。
もしかしてボク。女のコのお洋服を着ているのをメイドのお姉さんたちに見られて、興奮しちゃったの?
【ジーナ】
「ほら、ノエルちゃん」
ポンッ♪ 軽く肩をたたいてジーナ叔母さまは、ボクを姿見の前に立たせる。
当然、鏡の中央に女装したボクが写る。
その顔はさっきよりもずっと赤くて、目が潤んじゃってる。
それに、スカートがヒラヒラしないように押さえている手の下で、オチ○チンが固くなってるのが伝わってくる。
スカートの中の隙間に入ってくる外気がスースーしてフトモモを撫でて、身体が震えちゃう。
【ジーナ】
「うふふ。ね、ノエルちゃん、カワイイから誰も気づかなかったでしょ?」
【ノエル】
「う、うん……けど」
ドキドキドキ……。
【ジーナ】
「ん〜? どうしたの? お顔が真っ赤よ?」
【ノエル】
「えっと……ボ、ボク……」
モジモジ……。と声とカラダを震わせると、固くなったオチ○チンが擦れてムズかゆい感触に、ため息がもれちゃう。
こんなの絶対に変。
ボクは立派な男のコになろうって、そう決めたからこのお屋敷に来たのに……。
【ノエル】
「ふぁ……ぁあぁぁ……」
けど、鏡の向こう側でホッペを桃色に染めている男のコは、女のコのお洋服を着て興奮して甘いため息をこぼしてる。
それは間違いなくボク……。
【ジーナ】
「うふふ。ノエルちゃん、もしかして女のコのお洋服をきてイケナイ気持ちになっちゃったのかしら?」
【ノエル】
「う……うん。そう、ボク、女のコみたいなボクを見て……興奮しちゃったの」
一度だけ戸惑って、けど観念してボクはコクリと頷くと、肩に触れたジーナ叔母さまの手がそのまま、ボクの首筋を撫でた。
【ジーナ】
「ふふ。恥ずかしがらなくても大丈夫。ノエルちゃんはノエルちゃんなんだから……」
優しくて温かくて、ずっと甘えていたいジーナ叔母さまの声。
ボクは頷きながらそのことを再確認した。